私とコーヒー

私は学生時代からコーヒーのヘビードリンカーで、毎日3,4杯飲んでいました。
何事も摂りすぎは良くないと祖母から忠告されたこともありましたが、1日に3杯のコーヒーは体や心臓に良いと聞いたことがあったので飲み続けていました。
今回は、そんな私が行なったカフェイン断ちに伴い経験した離脱症状や教訓についてご紹介いたします。
カフェイン断ちのきっかけ

家にはもちろんコーヒーメーカーを設置し、コーヒー豆の袋を開封する際に漂う香りに酔ってしまうくらいの中毒でした。(笑)
そんな生活を8年以上続けていたある日、カフェインは副腎を疲れさせ、慢性的に体をだるくさせるという情報を中田敦彦さんのYouTubeで知りました。
当時、仕事で余裕がなくて常にだるく、睡眠時まで夢にうなされていたので、健康になりたいという軽い気持ちで次の日からカフェインを含む食品の摂取を一切止めることにしました。
カフェイン断ちの経過
1日目の症状
1日目の昼頃から、頭が重くだるいという症状がありました。
ただ、その日は雨だったので、低気圧のせいだと思っていました。
いつもなら頭痛薬を飲むレベルでしたが、持っていた頭痛薬がカフェイン入りだったという理由で服用を我慢していました。
2日目の症状
この日はカフェイン離脱症状のピークでした。
朝から何も出来ない程頭が痛く、寝込んでいました。
お昼になるにつれその痛みは強くなり、吐き気も伴ってきました。
この時の辛さは、二日酔いに匹敵するレベルでした。
カフェインを摂りたくないという一心で薬の服用を我慢していたのですが、頭痛に耐えることが出来ず、午後12時頃に薬を服用しました。
幸いなことに約2時間程で痛みと吐き気が治まりました。
3日目〜8日目の症状
3日目以降の症状は、吐き気はなく、強かったり弱かったりの頭痛とだるさでした。
毎日頭痛があったので何も出来ない日々が1週間程続きました。
9日目〜13日目の症状
ようやく頭痛も消え、だるさだけになり普通の日常生活が戻り始めました。
あれだけ好きだったコーヒーは、トラウマのせいで飲みたいどころか、匂いも感じたくない状態でした。
しかし、カフェインを断って10日を過ぎたあたりから、コーヒーが飲みたくてイライラし始めてしまい、カフェインレスのコーヒー豆を購入しました。

バランスが良くて飲みやすく、カフェインレスなのにコーヒーの香りをしっかり感じました。
最初は怖くて2口程しか飲めませんでしたが、どうしても飲みたくなったらカフェインレスのコーヒーを飲んで凌ぎました。
カフェイン断ちから2週間
カフェインを断ってから約2週間、ついにカフェイン離脱症状との戦いに終止符が打たれました!!!
治るのかすら疑い始めていた頭痛やだるさも完全に消えました。
本当に長かったです!!!(泣)
カフェイン離脱症状
カフェイン断ちを始めるまでは、そのことで体調が悪くなるなんて思いもしませんでした。
しかし、2日目に頭痛が始まり、段々と調子が悪くなっていきました。
そこで、ネットで検索したところ私の症状がカフェイン離脱症状だということが判明しました。
カフェインは脳の血管を収縮させる作用があり、カフェインが体内から抜けると脳の血管が拡張するという現象が起こります。
また、カフェインは摂取してから約10時間ほど体内に留まります。
そのため、1日3杯コーヒーを飲んでいた私は常にカフェインが体内にある状態で脳の血管が収縮しており、カフェイン断ちにより、脳の血管が一気に拡張し頭痛というカフェイン離脱症状になっていたというわけです。
教訓
カフェイン離脱症状を経験し、一番良くなかったと感じたことは、カフェインの摂取を急にゼロにしてしまったことです。
前日までコーヒーは毎日3杯、前日はそれに加えカフェイン含有量の高い抹茶のドリンクを飲んでいました。
長い間継続的にカフェインを摂り、体にカフェインがある状態が当たり前になってしまっていたことが、症状をより酷くさせた要因であると考えています。
ちなみに、1日1杯程度のコーヒーを飲んでいた婚約者もともに今回のカフェイン断ちを行ったのですが、彼もカフェイン離脱症状に苦しんでいました。
彼も私と同様2日目に症状のピークを迎えました。
離脱症状の持続期間は4日と私より短期間でしたが、身体的なストレスで帯状疱疹を発症してしまい、結果長期戦となってしまいました。
カフェイン断ちをしても離脱症状を発症しない方もおられると思いますが、カフェイン断ちをする際は上述した症状の可能性も心に留めながら、徐々にカフェインを控えることをおすすめします。
まとめ

現在はカフェイン離脱症状を乗り越え1ヶ月半経過し、やっと普通のコーヒーをほぼ1杯飲めるようになりました。(笑)
一緒にカフェイン断ちをした婚約者は、頻度は控えめですが普通にコーヒーを飲んでいます。
やはり、何事も過ぎたるは猶及ばざるが如しだと痛感しております。
中毒から脱したことにより、コーヒーが常に飲みたいものではなく集中したい時の手段となり、新しいコーヒーの楽しみ方を味わえている気がします!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです!
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